スキップしてメイン コンテンツに移動

【マラソン】2017年の大阪マラソンを走ったランナーたちと、応援した人たちと、きゃわみたんデラックスの話をするよ。


2017大阪マラソン大会パンフより

2017年11月26日の日曜日。
第7回大阪マラソンが開催されました。

大会コースが面しているオリンピアサンワーズは、スタートの大阪城公園前から3kmほどに位置しています。
2011年の第1回大会から毎年ずっと、川見店主をはじめ我々スタッフ一同は、店の前の沿道に総出し、3万人のランナーを応援してきました。

(過去の応援の模様↓)
2011年の大阪マラソン
2012年の大阪マラソン
2013年の大阪マラソン
2014年の大阪マラソン
2015年の大阪マラソン


しかーーしっ!

今大会、川見店主はテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」出演のため、前日から東京へ番組収録に行っちゃってて不在。
でも、川見店主は、出場されてるお客さんたちを、なんとしても応援したかったし、みなさまとの約束も守りたかった。その情念化身となり、応援看板怪獣「きゃわみたんデラックス」が出現した!!!


ぴぎゃーーす!(←鳴き声)


――という、いささかに無理やりな設定でのぞむ今年の大阪マラソン。

「きゃみたんデラックス」爆誕の話↓


不安いっぱい。

だってね、こんな看板をもってですね、ひとり寒風に吹かれながらですね、ランナーたちから「あの人、何もってんの?」って冷たい視線をうけてですよ、小一時間立ちつくすだけになったらどうしよう?って思ってたわけです。

出場するお客さんたちも、「うわ、あんな看板もってる人と、関係してると思われたら、はずかしわ」って、遠巻きに走り過ぎていっちゃうんじゃないかって、心配してたわけです。

あーこわ。

「鑑定団に出張中!」の吹き出しをつけて完成。いざ!

午前9時。
大阪マラソンがいよいよスタート。
「きゃわみたん」を抱えて店を出る。
と、そこには、見慣れたお顔のみなさんが!

タカフジさん:「川見さんから応援たのまれたよ!」

マミさん:「きゃわみたんと一緒に、応援しにきました!」

トミミツさん:「おひさしぶりです!」

エミコさん:「走るダンナを、まずここで応援させてもらいます!」

うわぁ、心強い!うれしい
ありがとーございまーす!

みなさん:「あ、きゃわみたんだ!写真、写真!!」

きゃわみたんと写真におさまるみなさん↓
この後、おひとりずつ「きゃわみたん」とのツーショット撮影会がはじまる。

と、そこへ、もう一人、よく知った顔が!
よねまーる氏ではないですか!

よ氏:「きゃわみたんと一緒に応援したくて、いてもたってもいられなくて、仕事行かずに来てしまいました!

よねまーる氏は、1週間前の神戸マラソン(11/19)で初フル挑戦、なんと4時間06分で完走!そして今日は、なんと職場からの逃走!あ、ちなみに、この人、私の高校の陸上部の後輩です。昔から「ヨネちゃん」って呼んでます。ヨネちゃん、今回はカメラマンが不在なので、バシバシ写真撮ってよ!

よ氏:「わっかりました!」

つーわけで、オリンピアサンワーズ応援団(仮)は、きゃわみたんデラックス5名のみなさんwithオレ豪華7名体制で大阪マラソンに挑みます。


3万2千人のランナー、かかってこいやーーーっつ!!
(一緒に応援してくれる人ができて、気持ちがおっきくなった)


ゆーてる間に、マラソンの先頭集団がやってきました!
お客さん一番乗りはこの人!
サブ3ランナーのフジイサトシさんがキターーー!
(撮影:よねまーる氏)

フジイさん、がんばってー!
あ、こちらに気づいてくれました。
きゃわみたんを見て「フッ」と鼻で笑っていかれました(笑)!

つづいては、シンゴさんがキタ―!
わざわざこっちの沿道に寄ってきてくれた!
で、余裕のこの表情!がんばってー!
自己ベスト2時間46分のシンゴさん。さすが、いいフォームで走られます。
(撮影:タカフジさん)

この後も、お客さんたちは、ぞくぞくと「きゃわみたん」を見つけて走ってきてくださいました。ハイタッチ、ハイタッチ、ハイタッチ!

この流れで大阪マラソンを走ったみなさんの結果はっぴょーーーっ!



【サブ3達成ランナー】
フジイさん(40代・男性)は、2時間51分の激走でないすらーーん!
フジイサトシさんの旧ブログ記事

シンゴさん(40代・男性)は、2時間52分の快走でないすらーーん!


【サブ3.5達成ランナー】
クリオのたぶっちゃんは初フル挑戦、なんと3時間23分の大激走でないすらーん!
ちょいちょいブログにでてくるたぶっちゃん↓


タダオさん(50代・男性)は、3時間25分でないすらーーん!
一緒に応援してたミエコさんのダンナ様であるタダオさんは、1週間前の神戸マラソン(11/19)を3時間24分の自己ベストで激走されたばかりってんですから、すっごい!
タダオさんの旧ブログ記事

K谷さん(60代・男性)は、3時間25分でないすらーん!
K谷さんも、1週間前の神戸マラソンを3時間23分で激走されたばかりです。サブ3.5連発!すっごい!かっけー!
K谷さんの旧ブログ記事
K谷さん、至近距離の1枚
(撮影:タカフジさん)


【サブ4達成ランナー】
Hスポーツ社のN岡さん(50代・男性)は、3時間31分でないすらーん!
N岡さんが第1回大会で当店のトイレにかけこんだことは、N岡さんが大阪マラソンを走る度に、ブログに蒸し返しておきます

石川県の走る歯医者さんT田先生(40代・男性)は、3時間43分自己ベスト更新のないすらーん!つーか、T田先生、2か月前にお店に来てくれたのに、大阪マラソン走るって言ってなかったじゃないですか!「驚かしたった」的な笑みを浮かべて走り去るT田先生でありました。
T田先生の旧ブログ記事

シンスケさん(40代・男性)は、練習不足も何のその、3時間46分の自己ベスト更新でないすらーん!
シンスケ(NS)さん旧ブログ記事

・OZWさん(女性)は、1週間前の神戸に続いてのフル参戦で3時間49分のないすらーん!
OZWさんの旧ブログ記事


【サブ5達成ランナー】
「走るはちみつ屋」O塚さん(女性)は、4時間15分の大健闘でないすらーん!
O塚さんの旧ブログ記事

オサムさん(50代・男性)は、4時間18分の大健闘でないすらーん!
今年のオサムさん記事↓

アスカさん(女性)は、4時間19分自己ベスト更新でないすらーん!

コータさん(30代・男性)は4時間35分トモコさん(女性)は4時間53分で余裕のないすらーん!
トモコさんの旧ブログ記事

コータさんとトモコさんは、ランニング仲間です。
走るのを中断してまで「きゃわみたん」とツーショット撮影会をはじめるおふたり↓
きゃわみたんと写真におさまるトモコさん(左)とコータさん(右)

おふたり:「やった!きゃわみたんと写真撮れた!これで、私たちの大阪マラソンは終わったようなものです(笑)」

満足気に走り去るおふたり↓
おふたり:「きゃわみたんと写真撮ったから、大阪マラソンは終わり!」
(撮影:タカフジさん)


マコトさん(40代・男性)は、4時間52分で敢闘のないすらーん!
マコトさんの旧ブログ記事

ヒトミさんナホコさんの仲良し女性ランナーズは、4時間52分でないすらーん!
ナホコ(NN)さんの旧ブログ記事

高校の数学のタツミ先生(30代・男性)は、4時間48分の大健闘でないすらーん!


さぁさぁさぁ、3万人のランナーが走り過ぎていきます。
(撮影:よねまーる氏)


ランナーたちから、「きゃわみたん」はこんな風に見えてます↓
(撮影:よねまーる氏)


けっこうな確率で「きゃわみたん」を見ていく↓
(撮影:よねまーる氏)

みなさんね、「何かな?」って感じで見てくれるんですよ。
鑑定団に出るの?」って声もちらほら聞こえてました。
レース後に検索した人もいるかも。
キーワードは、
「たまご 殻 めがね 大阪マラソン」
つって(笑)。
とにかく、「きゃわみたん」のおかげか、みなさんは笑顔でハイタッチしてくださいました。
あーよかった。

当店を走り過ぎたランナーは、次の大きな交差点「下味原(しもあじはら)」で右折する。こんなに多くの人たちが応援してる。すごいイベントですよね。
(撮影:よねまーる氏)

すべてのランナーが我々の前を通り過ぎた時、時刻はぴったり午前10時でした。
1時間にわたり、オリンピアサンワーズ応援団(仮)は、声を限りに応援し、最後のひとりのランナーまで見送りました。
タカフジさん、マミさん、トミミツさん、ミエコさん、よねまーる氏、一緒に応援していただいてありがとうございました!
そして、大阪マラソンを走ったみなさま、おつかれさまでございました!
ナイスラン、ないすらん、ないすらーーん!(3連発)
つーわけで、大阪マラソンは、またらいねーん!



(おわりです)

【関連記事】


【関連サイト】
この記事をシェアする
  • B!

コメント

このブログの人気の投稿

【中距離走】800mを1分56秒で走る中学生は、なぜ、たった3カ月で記録を6秒も更新できたのか?~中距離ランナーりゅうきくんの話(その1)

中学3年の春、彼の能力は目覚めた。 彼は中学生になって陸上部に入った。 走ることが好きだ、という「自覚」はあまりなかった。 がんばろうという気持ちも、さほど強いわけではない。 本人にも、お父さんにもお母さんにも、わからなかった。 彼の能力は地中深くにあって、誰の目にも触れなかった。 そのまま、中学校の2年間が過ぎた。 中学3年の春。 時は突然にやってきた。 眠っていた彼の能力は目覚め、大地を蹴破り一気に発芽した。 そして、わずか3か月で、途方もない花を咲かせることになる。 話は、2016年5月1日の出来事からはじる。 ◆ 【2016年5月1日 京都市中学校総体】 彼は男子800m決勝のレースで、これまでにない走りっぷりを見せた。 他の選手たちを大きく引き離して独走し、ぶっちぎりで優勝。 記録は2分02秒40。 この快挙に、彼のチームは大騒ぎになった。 観戦していたお母さんは、驚きやら感動やらで涙が止まらなかった。 お父さんは、これは大変なことになったと思った。 全中(全日本中学校陸上競技選手権)の男子800m出場資格は2分01秒。もう少しがんばったら、息子は全中に出場できるんじゃないか? ならば、とお父さんは思う。 できるかぎりの応援をしてやろう。彼の足に合うシューズを買ってあげよう。 色々調べていると、ある店のブログを見つけた。 そこには、同じく800mで全中に出場を果たした、ある男の子のことが書かれていた。 よし、この店に息子を連れて行こう。 思い立つとすぐ、その店に電話を入れた。 お父さんが読んだ「R太郎くん伝説」↓ ◆ 800m2分切りと全中出場を目指して 【2016年5月12日 オリンピアサンワーズ】 ご両親に連れられて、彼はオリンピアサンワーズにやってきた。 長身で細身、優しい顔をしていた。 川見店主は彼に聞いた。 川見店主: 「800mで2分切りたいよね?全中に行きたいよね?」 彼は、一緒に来た小さな妹の遊び相手をしながら、はい、とこたえた。 川見店主は、その立ち姿を見て、彼のランニングフォームが想像できた。 川見店主: 「今の彼は、きっと下半身だけで走ってます。上半身も使って走れるようになれば、800mで2分を切れると思います」

【マラソン】月間150kmの練習でフルマラソンを3時間25分で走れるようになった女性ランナーの秘密とは?

眠っていたのは○○な才能だった スポーツは得意ではなかった。 体育祭はいつも憂鬱(ゆううつ)だった。 中学時代は、いわゆる「帰宅部」。 でも高校では空手部に入ることになった。 友人にこんな風に誘われたのだ。 大丈夫、空手は運動神経とか関係ないから。 「入部してわかりました。関係ないわけないじゃん!って(笑)」 せっかく入ったのでつづけてみた。 自分の中に眠る「何か」の才能が花開くかもしれないし。 3年つづけた結果。 「空手の才能は眠ったままか、元々ないのかのどちらかだったみたいです(笑)」 その後もスポーツとは無縁の生活。 しかし、体力がだんだん落ちていくのが気になりだした。 「これからもっと年齢を重ねたら……って将来のことを考えると、元気なおばあちゃんでいたいなって思ったんです」 ならば、今から足腰を鍛えておかなければ。 6年前から少しずつ走りだした。 マラソン大会なるものがあることを知る。 思い切って地方の大会に申し込んだ。 4.5kmのレース。 「それが、あっという間に走り終わって。せっかく遠くまできたのに、走る時間が短いと来た甲斐がないなーと思ったんです」 今度は10kmのレースに出場。 50分程度で走れた。 5年前(2012)、大阪マラソンに申し込んでみたら当選した。 初めて42.195kmを走ることになった。 それがどんな距離なのかは想像できなかった。 ペースも目標タイムも何も設定できなかった。 完走できるかどうかも、もちろんわからない。 だから、自分の思うままに、カラダの動くままに走りつづけてみた。 「大阪マラソンはレース後半で食べ物がたくさん並んでいるエイドがあるでしょう?そこで、めいっぱい食べて(笑)。それが美味しかったし、楽しかったですね」 初フルマラソンは4時間30分で無事に完走。 以降、毎年フルマラソンに挑戦する。 ・2013/10 大阪 3時間59分 ・2014/10 大阪 3時間57分 ・2015/11 淀川 3時間45分 ・2016/02 口熊野 3時間31分 ・2016/10 大阪 3時間28分 ・2017/02 京都 3時間25分(PB) 走る度に記録を更新。 いつの間にかサブ4からサブ3.5ランナーへ。 眠っていたの

【短距離走】たった半年で100mの記録を0.6秒も更新し、全中で4位に入賞した中学2年生スプリンターにフィッティングした7足のシューズとインソールとは?

全中で4位入賞 だいきくんは、中学2年生のスプリンター。 陸上競技の強豪校でがんばってます。 100mの自己ベスト記録は 11秒39 。 今年の夏には 全中(全日本中学校陸上競技選手権) に出場し、 男子4×100mリレー で見事に 4位入賞 を果たしました。 いよっっつ! ――だいきくん、全中出場&男子4×100mリレー4位入賞おめでとうございます! だいきくん: 「ありがとうございます」 ――だいきくんは、何走だったのですか? だいきくん: 「2走っす」 ――全国大会の舞台は緊張しましたか? だいき くん: 「予選は大丈夫だったすけど、 準決勝と決勝はヤバかった っす。めっちゃ緊張しました!」 ――レース後の表彰式で撮影された写真が、「 月刊陸上競技 」10月号に載ってますね。ダイキくんの姿を見つけたときは、とてもうれしかったし、誇らしかったですよ。かっくいー! 2017年8月に熊本県で開催された全中の結果が載ってる「月刊陸上競技」10月号。 だいき くん: 「実は、その写真の時、 めっちゃ落ち込んでた んす」 ――どうして?表彰台に上がって、賞状をもらって、最高にうれしい瞬間じゃないの? だいきくん: 「優勝したチームのタイムが 中学生新記録 だったっす。めちゃくちゃ速くて、勝負にならなかったっす。悔しかったっす」 ――いい経験ができましたね。 だいき くん: 「来年がんばるっす」 ◆ 37年ぶりに日本記録を樹立 ――全中が終わってから、調子はどうですか? だいき くん: 「この前の日曜日(10/9)、 日本新記録 をだしたっす」 ――えっ?日本新記録!? だいき くん: 「 大阪市民陸上カーニバル で、 低学年リレー (※)ってのがあったんすけど、僕はアンカーで走って日本記録を出したっす」 ※【低学年リレー】中学2年生と1年生でチームを編成するリレー。中2が第1走と第4走、中1が第2走と第3走をつとめる。 ――すごいすごい!調べてみたら、なんと1980年以来破られなかった記録を 37年ぶり に更新したって話じゃないですか!ダイキくん、 日本記録保持者 なんだ!」 だいき くん: 「 そうっす(得意気) 」 さらに、いよっっつ!

【重量挙げ】彼女はなぜウェイトリフティングシューズにオリンピアサンワーズのインソールを装着するのか?

祝!アジア競技会出場! 第18回アジア競技大会 が、インドネシアのジャカルタとパレンバンにて開催されています(8/18-9/2)。 で、今大会には、 女子ウェイトリフティング 界のホープ、 石井未来 (いしい・みく)選手 が初出場を果たされました! で、で、オリンピアサンワーズの オーダーメイドインソール も、石井選手のウェイトリフティングシューズの中で、アジア大会の大舞台に( こっそり )デビューします! いよっつ! 石井選手の姿をチーム・ニッポンのインスタで発見! 前列右から3人目の女の子が石井選手です。いい笑顔!↓ ジャカルタ・パレンバンアジア大会の選手村で16日、日本代表選手団の入村式が行われ、山下泰裕団長をはじめ競泳、ウエイトリフティングの選手ら20人が参加して歓迎を受けました。(写真:アフロスポーツ、フォート・キシモト) #アジア大会 #AsianGames2018 #EnergyOfAsia #がんばれニッポン #TEAMNIPPON #JapaneseOlympicCommittee 「チームがんばれ!ニッポン!」 さん(@team_nippon)がシェアした投稿 - 2018年 8月月16日午後7時28分PDT すごいなー、あのみくちゃんが、日本代表の一員ですよ! JAPAN背負っちゃうんですよ! あ、いつもこのブログでは、お客様とか選手のお名前はイニシャルとかで伏せてますけれど、ここまでの選手になられたら、もう 何 をどう書こうとバレバレ ですので、お名前出しちゃいました。 高校日本記録を樹立 石井選手が初めてオリンピアサンワーズにご来店されたのは、3年前(2015)の秋。 当時は高校3年生。 学校の制服に身を包んだ彼女は、ごく普通の女の子にしか見えませんでした。 でもすでに、 女子63kg級 の階級で 高校記録 を持つほどの選手だったのです。 その時の話は、旧ブログに残ってます 。 2015年秋。高校3年だった石井未来選手のウェイトリフティングシューズをインソールでフィッティングする川見店主 その後、彼女は高校記録をさらに更新。 ・スナッチ: 87.0kg ・クリーン&ジャーク: 109.0kg ・トータル: 192.0kg と

【ハリマヤ】いだてん金栗四三とハリマヤ黒坂辛作、その情熱の襷(たすき)を。~ハリマヤサイトに新ネタを追加

『月刊陸上競技』1983年7月号に掲載されたハリマヤの広告 金栗四三の「情熱」 みなさん、こんにちは。 毎週日曜日の夜8時からは、なにがなんでもテレビの前に座って、NHK大河ドラマ「 いだてん~東京オリムピック噺 」を見ています。 先週の< 第7話「おかしな二人」 >で、中村勘九郎さん演じる主人公の 金栗四三 さんが、オリンピック開催地のスウェーデンに向かう準備として、 礼服一式 を新調したり テーブルマナー を学んだりする、といった話がありました。 ドラマ上の脚色はありますが、本当にあった話だそうです。 また、今では到底に考えられませんが、国から渡航費などの援助はまったく無く、「 自腹 」でオリンピックに参加した、というのも本当の話だそうです。マジか! だって、この本に書いてたもん↓ 『 走れ25万キロ~マラソンの父金栗四三伝<復刻版> 』 「走れ25万キロ~マラソンの父 金栗四三伝」復刻版 長谷川孝道著 (熊本日日新聞) 「 自腹 」つながりで、話をもうひとつ。 この本 『走れ25万キロ~マラソンの父・金栗四三伝』 は、1961年に出版された名著ですが、長い間ずーっと絶版になってました。 しかし、著者の 長谷川孝道 さんは、金栗さんの偉業を後世に伝え残すために、なんとこの <復刻版> を2013年に 自費出版 されたんですって!マジですか! 長谷川さんが 執念 で自費出版するに至った経緯の詳しくは、娘さんでピアニストの樹原涼子さんがブログに書かれてます。感動しました↓ 金栗さんの「 情熱 」が、日本のマラソンをつくった。 長谷川さんの「 情熱 」が、金栗さんの偉業を残した。 「 情熱 」の襷(たすき)は、受け継がれる。 どうか、この本を手にしてほしい。 あなたの胸にも、きっと、「 情熱 」の火種が灯ることだろう。 黒坂辛作の「情熱」 さて、ドラマ「いだてん」でピエール瀧さん演じる「 播磨屋足袋店 」の 黒坂辛作 さんは、金栗四三さんとともに「 マラソン足袋 」を開発した人物です。 黒坂さんもまた、金栗さんの「 情熱 」に「 情熱 」でこたえた人でした。 黒坂辛作 ハリマヤ創業者 黒坂さんの「 情熱 」が生み出しだ「 カナグリ足袋 」や「 カナグリシューズ 」は